
我が道を往く、かじうら(@daigouinjaki)です。前回の続きからです。今回はデータベースの作成が主な作業です。
前々回
[K]XAMPPのダウンロードからインストールまで | 日本男児
前回
[K]XAMPPの各サービスの起動とパスワードの設定 | 日本男児
Web ディレクトリの作成
エクスプローラを起動して、「[XAMPPをインストールしたフォルダ]¥xampp¥htdocs」フォルダを開きます。
任意の名称で新規にフォルダを作成します。(写真では「nippondanji」)このフォルダが Web で公開される Web ディレクトリになります。
同一 LAN 上にある他の PC 若しくはスマートフォンで Web ディレクトリにアクセス出来るかを確認します。
外部からアクセスするためには XAMPP をインストールした PC の IP アドレスを調べる必要があります。コマンドプロンプトを起動して、「ipconfig」と入力し、「Enter」キーを押します。
C:¥>ipconfig
出力された中の「IPv4アドレス」という項目が PC に割り当てられている IP アドレスです。
IPv4 アドレス・・・・・:192.168.11.7
同一 LAN 上にある他の PC 若しくはスマートフォンでブラウザを起動し、アドレスフォームに「http://[IPアドレス] /[作成したフォルダ名]/」と入力します。(例では、http://192.168.11.7/nippondanji/)
上のように表示されればOKです。
データベースの作成
次にデータベースを作成します。XAMPPをインストールしたマシンで再度コマンドプロンプトを起動します。
xamppフォルダの下にmysqlフォルダがあり、その中のbinフォルダにMySQLの実行ファイルがありますが、パスを通していないので、まず、binフォルダまで移動します。
私は、Dドライブ直下にインストールしたので、以下のコマンドを打ちます。
C:¥>d:
D:¥>cd xampp¥mysql¥bin
そして、root権限でMySQLを操作するので、以下のコマンドを打ちます。
D:¥xampp¥mysql¥bin>mysql -u root -p[パスワード]
ここで入力するのは、XAMPPの管理画面で設定したMySQLのパスワードです。注意点は、「-u」のあとはスペースを開けても開けなくても大丈夫ですが、「-p」のあとはスペースを開けずに続けてパスワードを入力しないとエラーになるということです。
mysql>
MySQLにログインすると、上のようなプロンプトに切り替わります。次に以下のコマンドを打って、新規にデータベースを作成します。
mysql> create database [データベース名] default character set utf8;
データベースがちゃんと作成されているか、以下のコマンドで確認します。
mysql> show create database [データベース名];
次にデータベースを操作するためのユーザを作成します。以下のコマンドで、新規に作成したデータベースへの全権限を与えます。
mysql> grant all privileges on [データベース名].* to [ユーザ名]@localhost identified by '[パスワード]';
パスワードはシングルコーテーションで囲みます。ユーザが作成されているかを確認します。
mysql> select host,user from mysql.user;
以上でデータベースの作成は完了です。次回はいよいよFTPサーバの設定とWordPressのインストールです。
次回
[K]XAMPPでWordPressのテスト環境を作るためのFTPサーバの設定とWordPressのインストール | 日本男児
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